Open Bridge Solutions ・ 法令RAG
ChatGPT なら「カスタムGPTのActions」、Claude なら「MCP」で接続します。プログラミングは不要、所要 5〜10分です。一度つなげば、あとは普段どおり質問するだけで、通達・裁決・判例・条約が出典URL付きで引用されます。
STEP 1 ・ まずAPIキーを発行
メールアドレスを入力すると、あなた専用のAPIキー(sk_で始まる文字列)をメールでお送りします。届いたキーを、以下の手順でそのままChatGPT/Claudeに貼り付けます。
※ メールアドレスは、ご利用状況の把握と、有料プラン案内のためだけに使用します。プライバシーポリシー
※ 現在、自動発行は税務・会計分野のみです。労働法務など他分野をご希望の方はこちらからご連絡ください。
STEP 2 ・ ChatGPTかClaudeを選ぶ
全体像
お使いのAIから法令RAGを呼び出せるようにする作業です。設定するのは 「あなたのAI → 法令RAG」の1本だけで、その先は法令RAG側で処理します。顧問先のデータが渡ることはなく、送られるのは検索キーワードだけです。
図1 ・ 接続の構造
作成はPCのブラウザ版のみです(PCのデスクトップ版やスマホアプリからは作成できません)。ChatGPT Plus 以上のプランが必要です。
1カスタムGPTを新規作成
PCのブラウザで下記を開き、上部タブを Configure に切り替えて、Name に名前を入れます(例:税務法令アシスタント)。Nameが空だと作成できません。
ブラウザで開く
https://chatgpt.com/gpts/editor
図2 ・ 設定画面のどこに何を入れるか
2Instructions を貼る
下記をそのまま Instructions 欄へ貼り付けます。一度入れれば保存され、以降の会話すべてに効きます。これを入れないと、RAGを呼ばずに答えてしまいます。お使いのAPIキーの分野に合わせて選んでください(手順・接続方法はどちらも共通です)。
Instructions(全文をコピー)・税務・会計
あなたは日本の税務・法務のアシスタントです。 税務・法務の質問には、必ず searchLegal を呼んで一次資料(通達・タックスアンサー・裁決・判例・租税条約)を検索し、必要に応じて getLegal で本文を取得してから回答すること。 自分の記憶やWebだけで答えないこと。 回答には、ツールが返した実際の出典URL(https://…)をそのまま必ず明記すること。 該当が見つからない項目は「該当なし」と述べ、URLを創作しないこと。 条文はe-Gov、通達・裁決・判例・条約は法令RAG(searchLegal / getLegal)を根拠とする。
Instructions(全文をコピー)・労働法務
あなたは日本の労働法務のアシスタントです。 労働法務の質問には、必ず searchLegal を呼んで一次資料(労働事件裁判例集の判決全文)を検索し、必要に応じて getLegal で本文を取得してから回答すること。 自分の記憶やWebだけで答えないこと。 回答には、ツールが返した実際の出典URL(https://…)をそのまま必ず明記すること。 該当が見つからない項目は「該当なし」と述べ、URLを創作しないこと。 労働事件の裁判例は法令RAG(searchLegal / getLegal)を根拠とする。
Instructions(全文をコピー)・知財
あなたは日本の知的財産法務のアシスタントです。 知財の質問には、必ず searchLegal を呼んで一次資料(知財判例集:特許・商標・著作権・意匠・実用新案・不正競争事件の判決全文)を検索し、必要に応じて getLegal で本文を取得してから回答すること。 自分の記憶やWebだけで答えないこと。 回答には、ツールが返した実際の出典URL(https://…)をそのまま必ず明記すること。 該当が見つからない項目は「該当なし」と述べ、URLを創作しないこと。 知財事件の裁判例は法令RAG(searchLegal / getLegal)を根拠とする。
3Web SearchをOFFにする
Configure画面の Capabilities で Web Search がONのままだと、Instructionsで指示していてもAIが法令RAGを呼ばずChatGPT自身のWeb検索で答えてしまうことがあります。チェックを外して保存してください。
4Action(法令RAG)を追加
スキーマURL
https://hourei-rag.openbridge.solutions/openapi.json
searchLegal と getLegal が一覧に出れば取り込み成功です。Test を押して結果が返れば接続できています。
⚠ Test で「unauthorized」と出たら
キーが未設定・誤り、または Auth Type が Bearer になっていません。キーを全文コピーし直し、Bearer を選び直してください。この表示はサーバーが正常に応答している合図なので、あと一歩です。
5保存して使う
右上の Create(2回目以降は Update)で保存します。公開範囲は Only me で構いません。保存後はいま編集していた会話ではなく、新しい会話を開いて質問してください(古い会話には更新が反映されません)。初回は「◯◯ wants to talk to hourei-rag.openbridge.solutions」という確認が出るので、Always allow を押してください。
✓ 成功の合図
上記の許可確認が出ること、そして回答の末尾に「出典」として実在するタックスアンサー番号・裁決番号と、nta.go.jp/kfs.go.jp などの実URLが明記されていれば、法令RAGが効いています。許可確認が出ないまま答えてしまう場合は、手順3の「Web SearchをOFFに」を確認してください。
| 症状 | 対処 |
|---|---|
| unauthorized | キーを全文コピーし直し、Auth Type を Bearer に設定し直す。 |
| アプリ版だけ失敗する | ブラウザで Update を押して公開版へ反映 → アプリを ⌘Q で完全終了してから再起動。 |
| 出典URLが出ない/許可確認が出ないまま答えてしまう | Instructionsが入っているか、新しい会話で聞いているかを確認。それでも直らなければCapabilities の Web Search がOFFになっているか確認(ONだとRAGを呼ばずChatGPT自身のWeb検索で答えてしまう)。 |
| 毎回 Allow が出る | Always Allow を選ぶ(アカウント単位で記憶され、アプリ版にも効きます)。 |
| 同名のGPTが複数できた | 「編集」ではなく「新規作成」を繰り返すと増えます。1つ残し、… →「Delete GPT」で整理。 |
Claude は MCP(Model Context Protocol) で接続します。ChatGPTに比べて確認プロンプトが少なく、一度つなげば意識せずに使えます。
AClaude Codeでつなぐ(ターミナル・確実)
次の1コマンドで接続します。<あなたのキー> を、受け取った sk_… に置き換えてください。
ターミナルで実行
claude mcp add --transport http legal-rag \ https://hourei-rag.openbridge.solutions/mcp \ --header "Authorization: Bearer <あなたのキー>"
接続後 /mcp と入力して legal-rag · connected と表示されれば成功です。あとは普通に質問すれば search_legal / get_legal が使われます。
BClaude Desktopアプリでつなぐ(ターミナル不要)
設定 → コネクタ(Connectors) → カスタムコネクタを追加 を開きます。この画面には認証キーを入れる欄が無いため、下記のようにキーをURLに含めた形で「Remote MCP server URL」欄に貼ってください。<あなたのキー> は、受け取った sk_… に置き換えます。
接続URL(MCP・あなた専用)
https://hourei-rag.openbridge.solutions/mcp?key=<あなたのキー>
⚠ このURLは他人に共有しないでください
このURL自体があなたのキーを含む認証情報です。メールやチャットでそのまま転送すると、他の人があなたのアカウントとして使えてしまいます。共有先で使われた利用量は、すべてあなたのアカウントに集計されます。パスワードと同じ扱いでお願いします。
追加後は設定画面を閉じて新しい会話を開き、その会話でこのコネクタがONになっているか確認してから質問してください(設定画面の中ではテストできません)。初回は「ツールの使用を許可しますか」の確認が出るので Allow(できれば Always Allow)を選びます。
✓ 成功の合図
「交際費の5,000円基準について教えて」のように質問し、回答に実在する通達番号・裁決番号とnta.go.jp/kfs.go.jp などの実URLが出れば、法令RAGが効いています。根拠が曖昧なままなら、コネクタがOFFのままか接続に失敗しています。
より確実に接続したい方、複数人でご利用の事務所の方は、上の A(Claude Code) ではヘッダーでキーを渡せるため、こちらのリスクがありません。
つないだあとに
ChatGPTは「Web Search」を必ずOFFに
ONのままだと、法令RAGのActionを呼ばずChatGPT自身のWeb検索で答えてしまうことがあります(手順3参照)。Claudeでは通常のWeb検索と併用して問題ありません。通達・裁決・判例・条約は法令RAG、それ以外はWeb、と自然に役割分担されます。
条文(e-Gov)の扱い
現時点では、条文の取得はAI側の機能に任せています。将来は法令RAG経由に統合する予定です。
APIキーの取り扱い
キーはお客様ごとに発行し、いつでも失効できます。第三者と共有しないでください。漏れた可能性がある場合はご連絡ください。
回答の検証について
法令RAGが保証するのは「出典が実在し、本文がそこにある」ことです。AIが出典の周辺に自分の知識を足すことはあるため、日付や金額などの具体値は、提示されたURLでご確認ください。